鍼灸の不適応症・禁忌について

鍼灸も不適応症・禁忌があります。

不適応症
不適応症・・・鍼灸をしても効果のないもの、逆に悪化させてしまう可能性があるもの

骨折の治療(骨が折れた直後の施術)
脱臼の整復(関節が外れた直後の施術)
肥大(組織や器官が元の大きさよりも容積が増えた状態)
寄生虫症(線虫類(主に蟯虫 ぎょうちゅう)・吸虫類などが腸に寄生する病気)
壊疽(身体の組織の腐敗に伴う、壊死の合併症のこと)
腫瘍(身体の細胞や組織が自ら異常に増えることによりできる組織の塊)  など
骨折・脱臼の場合は、整形外科で処置を受けた後の痛みの緩和・症状の早期回復には適応になります。

※脱臼の場合は、周りの筋肉の強化も必要になってきます。

禁忌
禁忌・・・鍼灸をすることにより、その疾病が悪化する・または危険があるもの

急性感染病(感染症で発病と進行が急に進んでいくもの)
急性虫垂炎(いわゆる盲腸)
重篤な心疾患(冠状動脈が詰まり血液の量が減り心臓の筋肉が死んでしまう心筋梗塞など)
悪性腫瘍(癌などの遺伝子の変異によって自ら増え続ける細胞の集団)
破傷風(破傷風菌が作る毒素の中の神経毒で強直性の痙攣を起こす感染症)
丹毒(菌により皮膚の浅い部分に起こる化膿性の炎症)
血友病(血を固める因子が少ないために血が固まりにくい病気)
壊血病(ビタミンCが少なくなることにより出血を起こす)
紫斑病(血液を固める身体の作用が上手く働かず四肢などの紫斑が起きる病気)
肺炎など高熱が出る疾病(肺炎球菌によって起きる)
酩酊状態(酔っぱらった時の様に真直ぐに歩けない状態)
極度な高血圧・低血圧(極度に血圧が高かったり低い場合)  など
悪性腫瘍の場合は、鍼灸施術により血行・リンパの流れが良くなることにより、悪性腫瘍の成長・転移を促してしまう可能性があるため。

しかし、ホスピスなど終末期医療においては、その方の痛み軽減を目的に鍼灸をすることがあります。

酩酊状態・極度に血圧が高い場合は、施術直後は一時的に血圧が上がるため、さらに高血圧になり脳血管障害などを招く可能性があるため。

上記の可能性がある場合は、鍼灸では対応できないため病院に行くようにしてください。

また、たかどう鍼灸整体院に来院し、お話を伺って上記の可能性があると判断した場合には、病院に行っていただきますのでご理解よろしくお願いいたします。

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