鍼灸施術とは

鍼灸(はり・きゅう)って何??
最近になってテレビでも鍼灸を取りあげることが少しずつ増えてきましたので、鍼灸についてご存知の方もいらっしゃると思いますが、まだまだ「鍼灸って何??」と疑問に思われている方もいらっしゃると思います。

ですので、ここで簡単に説明をします。

まず、鍼灸の読み方ですが、鍼は「はり」灸は「きゅう」と読みます。

鍼灸の場合は「しんきゅう」または「はりきゅう」と読みます。

鍼灸施術とは、鍼やお灸を用いてご自身が持っている自然治癒力を高めることで心や身体の痛みや不調を良くし、健康的な生活を送れるようにサポートする代替医療です。

「はり」と聞くと注射針をイメージされる方が多くいらっしゃいますが、注射針は血を抜く・栄養を入れるために針に穴が開いているために太くなります。

しかし、鍼灸施術で使う「はり」は髪の毛と同じ太さなので、注射針に比べると痛みは少ないです。

※毛穴に入ると少しだけチクッとします。


※見やすいように紙の上に置いてありますが、施術では滅菌してある専用の容器に入れて使います。


上の図は分かりやすいように注射針と鍼灸用を比較したイメージ図です。

注射針の太さ
輸血用   1.2mm
静脈注射用 0.8mm
皮下注射用 0.5mm
鍼灸用   0.2mm(たかどう鍼灸院でよく使う太さ)

また、「きゅう」と聞くと熱い・火傷のイメージをされる方がいますが、火傷をするくらいの大きさのお灸をしません。

お灸を直接皮膚に置かずにする方法をしますので火傷をすることはほぼないです。


※糖尿病で合併症のある方は火傷をしやすいのでその旨お伝えください。

鍼灸の手法

鍼を刺してすぐに抜く「単刺(たんし)」
刺したまま約10分そのままにしておく「置鍼(ちしん)」
刺した鍼に低周波の電流を流して筋肉を動かし血流を良くする「パルス鍼」
鍼を浅く刺したまま痛む動きをする「運動鍼」       などがあります。
これらを症状によって使い分けます。

また同じ方でも症状の改善にしたがって鍼を使い分けます。

皮膚に米粒の半分の大きさのモグサを置き、焼ききる「透熱灸(とうねつきゅう)」
8分までしか焼かず柔らかく熱を伝える「知熱灸(ちねつきゅう)」
台の上にモグサがあり、知熱灸よりさらに柔らかく熱を伝える「台座灸(だいざきゅう)」   などがあります。
鍼と同様に症状によって使い分けます。

鍼灸の効果

鍼を刺すことにより、刺された筋肉の血流量が増加して血行が良くなります。
鍼を刺すことにより、筋肉にキズがつきます。そのキズを治そうと身体が働きます。(自然治癒力)
鍼を刺すことにより、刺されたという情報が神経を介して脳に伝わります。脳からの情報は筋肉だけではなく内臓にも伝えられ、身体は内臓の働きも良くしようとします。
鍼を刺すことにより、刺されたという情報が神経を介して脳に伝わります。脳に伝わると鎮痛物質が放出され、痛みを抑えていきます。   などの効果があります。

お灸の温熱作用により、血液の流れを良くします。また身体を温めます。
お灸をすることにより、タンパク変性が起こると白血球の数が増えます。増えることで免疫力が上がります。
モグサの中には「チネオール」という精油成分があり、モグサが燃えることでお灸独特の匂いが発生します。この香りにはリラックス効果があり緊張した筋肉を緩め、自律神経も整えてくれます。  などの効果があります。
これらの効果によって、辛い痛みや不調を緩和・改善していきます。

鍼と灸を使い施術することは同じですが、経絡・経穴(ツボ)を使って気などの流れを良くする東洋医学的な施術と筋肉を中心に施術する西洋医学的な施術があり、鍼灸院ごとに施術法が異なります。

最後に、時々、鍼灸施術に1回で良くなる・良くしてもらえると即効効果だけを求める方がいます。

そして、その方はすぐに効果が出ないので「自分には合わない」「効かない」と思われます。

しかし、よく考えてください。

今出ている症状は長年の悪い生活習慣によって出ていることがほとんどですので、長年の蓄積されてきた症状を緩和・改善するには継続的な施術が必要不可欠です。

いかがでしたでしょうか?

鍼灸について少し理解して頂けましたか?

鍼灸はとてもいいものですので1度施術を受けてみてください!!

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